ランチパスポートの罠:簡単な目先の利益に捉われない、目的がないのに広告に簡単に手を出さない 小さな小さなお店の売上アップの法則 その8
小さなお店の売上アップの法則
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有)フューチャープロデュース 代表の都です。
今日も「小さなお店の売上アップ」を都が体感した事、クライアントさんの実例を交えてお届けしますね。
下記の本は都の著書でもあります。参考までに。
「このお店なんかいいね! 」とお客様が引き寄せられる 繁盛店のつくり方/総合法令出版
今日もコチラの動画からご覧ください。
タイトルにもあるように今回は
「ランチパスポートの罠」
です。
こんなことを書くとランチパスポートの販売元さんを敵に回しそうですがあえて書きますね。
ただ、その意味が最後まで読んでいただけるとお分かりいただけます。
昔から「近江商人」が守ってきた事で「三方良し」という言葉があります。
売り手よし(お店)
買い手よし(お客様)
世間よし(世間の評判)
これら三つが良いのが商売の基本であるということ。
では、ランチパスポートをこれに則します。
ランチパスポートで今まで来なかったお客様が来てくれる(お店良し)
ランチパスポートで色々なお店のランチが安く食べられる(お客様良し)
ランチパスポートの評判が高まる(世間よし)
と一見「三方良し」のように見えます。
ですが、お店にとっては「もろ刃の剣」ということに気が付いて欲しいのです。
「お店の目的の違い」で変わります。
一番やってはいけないことが
看板メニューではないメニューでランチをだすこと。
この目的はただお客様が来てくれればいい。
売上も上がる。
確かにそうかもしれません。
ですが次に繋がるでしょうか?リピートしてくれるでしょうか??
ステーキ屋さんで親子どんぶりを出す。
500円で食べたとしても売りのステーキを次に正規の値段で食べにくるでしょうか??
これは目先の利益に踊らされる例です。
二番目に多いのは
ランチタイムのお客様が増えればいい。
そう思っている方も多いです。
そもそも
ランチはデイナータイムへの呼び水です。
お店の味を知っていただく為のキッカケです。
だから全力でやらないといけないのです。
そもそもで言うとランチパスポートの趣旨はそんな所から始まったのかもしれません。
(きっとそうだと信じています。だからランチパスポートには罪は無いのかもです)
ですが、見ていると
ランチパスポートに載せればお客様が増えるかもしれない。
と錯覚を起こしている経営者も多い気がします。
これは視点が違います。
もう全く違います。
深夜食堂くらい違います。
いや、一緒か?いや、なんか違う(笑)
考えるべきところは
如何に次に繋がるか??
もう一度来ていただけるのか??
経営者やオーナーは常にそこを頭に叩きこんでおかなければなりません。
闇雲に広告に手を出す前にお店をまずは整える。
それが大事です。
私事で恐縮ですが・・・・・
お店が初めてメディアに取り上げられた時にすでに整えてました。
次に来ていただけるように色々工夫をしていました。
放映後一週間わんさか来ていただけました。
でも、こんな工夫をしていました。
ポイントカードの工夫
お店で楽しんでいただく為の工夫
もちろん全力で美味いものを出す
等々
業界用語でメディアに取り上げられたお店に飛びつく方々を渡り鳥と呼びます。
定着しない目新しいものすきな方々ですね。
なのでメディアに取り上げられたとしてもリピートは5%あるかないか。
だそうです。
行列が出来る店が3年続いて残っているのは25%とも言われます。
このデータが物語りますね。
でも、ウチのお店は工夫をしていたお陰でリピート率40%のデータを残せました。
(ちゃんと検証しております)
そんな整えがありましたのでお店全体では80%のリピート率を誇っていました。
目先の利益だけを求めすぎないということ。
これは
「ステーションマーケティング」の基本です。
それよりも長い目でどうやったら信用と信頼と繋がりを作れるのか?
それがいずれは利益になるからです。
今回はランチパスポートの罠でした。
最後に決してランチパスポートの悪口ではありません。
掲載する側に問題があるのかも・・・・・
そんな警鐘でした。
小さなお店の売上アップの法則
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